借金120万円作った後の事件。
過去の記憶なので自分でもだいぶ美化して書く事をお許し下さい。
友人の前で号泣しました
これは演技とかではありません。
小学生がよだれ垂らすみたいに
ただただ泣きました。
以前にも1度お金をお借りした友人に2度目の借り入れを頼みに行きました。
内心、1度借りられたので「大丈夫だろう」と言う気持ちがあったのは否定しません。
友人の一言めは「どうした?」でした。
友人の顔に笑顔が無く自分の内心と友人の心にギャップがある事を感じ取り
「これは笑い無しだ」と瞬時に僕は気持ちを引き締めました。
パチンコで借金した事
目の前の友人以外にもお金を借り(10万円)それもパチンコに使った事を打ち明けました。
言い訳として実家の両親に光熱費、居住費としてお金を入れている事も話しました。
僕「父ちゃんも金ないからさ!父ちゃんの携帯とか止まったら仕事で困るじゃん?」だからお金を出している事を話しましたが
友人からの言葉は意外なものでした。
友人「それさぁ?父ちゃんを甘やかしてるだけなんじゃないの」
友人「携帯止まったらそれはそれで仕方ないじゃん。」
友人「お父さんがお金ないのは功太狼くんのせいじゃないでしょ?」
このあたりで僕は泣き出しました。
ただのギャンブル依存っぽい僕ですが・・・
家は貧しい方に入ると思います。
兄がギャンブルにハマり借金・・・額は300万円以上
最近でこそ過払い金が有名ですが20年前は
消費者金融の金利ももう少し高く返済が困難な時代です。
僕は中学くらいから家の電話で消費者金融からの電話に対応するくらいでした。
金融「○○さんいますか」?
僕「兄はいません」
金融「何時に帰ってきますか?」
僕「分かりません・・・」
金融「なんで分からないんですか?」
僕「・・・分からないものは分かりません」
・・・今、思うと口頭一番に自分の名前も名乗らず兄の名前だけ聞いてくる金融
怖かった・・・。
兄は借金のほとんどを両親に払ってもらっていました。
ある時、母と金融の電話のやり取りが深刻さを物語っています。
金融「お母さん大事な息子さんの借金なんだから払って下さいよ~?」
金融「払えないとかおかしいでしょ?」
母「・・・なぜ返済能力のない息子に何度もお金を貸すんですか?」
母「(# ゚Д゚)そっちの方がおかしくないですか?」
そんな家庭なので僕だって両親のために仕送りを18歳から頑張りました。
3年間で200万くらい送りました・・・たぶん。
母がお金のやりくりをしてましたが僕が25歳の時に突然亡くなったので
詳細が分かりません。
25歳の時は・・・もうテレビで見る家庭で急な変化があり事件を起こす犯人の心境と同じでした。
「なんで?・・・なんで?・・・母ちゃんが死なないといけねーの?」
「他にも悪い事してる人たくさんいるじゃん・・・」
仕事の帰りとか何回車の急ハンドルを切ろうと思った事か・・・
それでも犯罪に手を染めず負け犬に見られても生きて来ました。
友人の前で泣いたのは・・・
限界だったんだと思います。
当初は実家から自立するきっかけの予定で借金をしていたのですが
「そう意気込んだものの自分はこれからやっていけるのか自信がない」
と言う内心がパチンコに使う時間
1年間と言う長い時間に表れていたと思います。
30歳になっても挑戦するって怖かったです。
そこからの友人の行動は凄かったです。
僕じゃなくて(笑)
今日はここまで。